スマートフォンとBluetooth Low Energy でなにができるか考えよう

iBeaconハッカソン4

趣旨

2013年12月17日に、実際の建物にビーコンを設置するハッカソンとして日本で初めて開催した、岐阜県大垣市でのiBeaconハッカソンの第4回を開催します。
第4回のテーマは「図書館をハックしよう」です。
今回は、岐阜県大垣市にある情報産業の拠点「ソフトピアジャパン」地区に移転を終え、オープンしたばかりの情報科学芸術大学院大学[IAMAS]の附属図書館にビーコンを設置するところから行います。実際の図書館を見学した後、そこに適したアイデアを出し、それに合わせてビーコンを設置し、短時間でアプリケーションやウェブサービスを実装して実際に体験するところまでを行います。
図書館という空間は、書籍、映像、音楽など、さまざまなコンテンツをアーカイブした知の拠点であり、幅広い年齢の、多様な興味やITリテラシーを持つ人々が、短時間から長時間まで、様々な形態で利用します。
多くの人々が既に保持しているスマートフォンと、安価で手軽なビーコンの組み合わせにより、多様な人々の多様な利用形態に対応できる新しい体験や価値を提供できるガイドシステムを実現できるかもしれません。
このような様々な課題や可能性について、多様なスキルや経験を持つ参加者が集まり、技術だけでなく多様な視点からアイデアを出し、実装し、体験し、共有する場としてのハッカソンです。

※iBeaconは、Apple Inc.の登録商標です。

講座内容

4月1日

  • 11:00〜12:30:イントロダクションとデモアプリの体験
  • 14:00〜16:45:エスノグラフィー(民族誌調査)
    • 利用者およびスタッフの動きを観察(可能なら参与観察)
    • 観察を元に気づきをチームごとに集約して分析
    • 図書館長およびスタッフへのインタビュー
  • 17:00〜19:00:ビーコン設置体験
  • 19:00〜19:30:軽食
  • 19:30〜21:00:アイデアスケッチ
  • 21:00〜23:00:懇親会

4月2日

  • 09:00〜12:00:実装
  • 12:00〜13:00:昼食
  • 13:00〜14:00:体験
  • 14:00〜15:00:まとめ、解散
参考資料